ヒップシートの洗い方って?頻度は?洗濯表示についても解説!

ヒップシートの洗い方って?頻度は?洗濯表示についても解説!

こんにちは!スタッフの梅田です。

暖かくなってまいりましたね。

これから暑い時期になっていくにつれて、お子さまも汗をかきやすくなってまいります。

そんな時期に気になるお洗濯のお話を今日はヒップシートに焦点を当ててお話させていただきます。

「ヒップシートってそもそも洗えるの?」

「中に入っているものってそのまま洗っちゃっていいの?」

「上下で別れるようになってるけど、これってつながったまま洗っていいの?」

「洗濯の頻度ってどれくらい?」

そんなお洗濯の疑問にお答えいたしますので宜しければ最後までご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いている人

抱っこひもメーカー napnap(ナップナップ)

抱っこひも安全協議会幹事社。
抱っこひもの製造・販売をしています。

ヒップシートは水洗いできる?

多くのヒップシートは「水洗い」が可能です。

水洗いが出来る場合でも、手洗いしないといけないもの、洗濯機を使用しての水洗いが可能なものがございますので、まずはヒップシートについている洗濯表示を見てみてください。

ヒップシートの洗濯表示を解説!

napnapのヒップシート「Tran」は写真のように洗濯表示が、座面はベルトの裏、キャリア部分は接続部分の裏に付いています。

ちょっと拡大して、お洗濯の記号の解説も含めながらご紹介いたします。

ナップナップのヒップシート、Tranの洗濯表示を例に挙げてお話させていただきますね。

一番上の記号は最も重要な「洗い方」についてです。

ここで見ていただきたいのが、

①水洗いできるかどうか
②洗濯機でのお洗濯ができるかどうか。

①について、水を張った桶のマークに×がついているものは水洗いでの洗濯ができません。

②については桶に手のマークが書かれているものは「手洗い可能=洗濯機NG」です。

上の画像のように、桶のマークに数字が書かれている場合は洗濯機でのお洗濯が可能

桶の中に書かれている数字は洗濯の際の水の温度を示しますのでおふろの残り湯などでお洗濯をされる場合はご注意ください。

また、桶の下に線が入っている場合は「弱水流での洗濯機使用」になりますので、弱水流モードで洗ってくださいね。

ヒップシートって乾燥機に入れて大丈夫?

ヒップシートにはプラスチックパーツでできたバックルや、ウレタン素材のクッションが含まれています。

このような素材は熱にあまり強くないため、高温になる乾燥機を使うのはお控えください

乾燥機をしようして見た目に問題がなさそうに見えても、見えないところでプラスチックパーツが劣化し、ある日突然割れてしまう、などの恐れがあります。

お子さまの命に係わる事故になる可能性がありますので、乾燥機は絶対に使用しないようお願いいたします。

赤ちゃん用の洗濯洗剤で大丈夫?

赤ちゃん用洗剤の中には「吐き戻し」や「うんち」などを落とすことを考えてか、弱アルカリ性のものも多くあります。

弱アルカリ性の洗剤は汚れ落ちの能力が強いため、繊維製品自体にダメージを与えるものもございます。

そのため、ヒップシートのお洗濯には中性洗剤がおすすめです。

中性洗剤は肌に優しく、色落ちも穏やかで布地が長持ちすると言われていますし、特に珍しいものではなくドラッグストアにも沢山並んでいます。

中性洗剤を探すには、「洗濯洗剤 中性」や「赤ちゃん 洗濯洗剤 おすすめ」などで検索して良いものを探してみてください。

ヒップシートを洗濯してみましょう!

ヒップシートを洗濯するにあたって、準備がいくつかありますので、順を追ってご紹介いたします。

洗濯の準備

ナップナップのトランというヒップシートでご説明させていただきます。

ヒップシートは中に金属製フレームや発泡スチロール、L字 のプラスチックフレームなどが入っています。

ほとんどの場合、中に入っているフレームは洗濯ができませんので出しておきます。

ナップナップのヒップシートは、お子さまのお尻を滑らないようにする「アジャストクッション」が入っていますので、こちらも抜いておきます。

  • まとめゴムをはずす
  • バックルをすべて留める
  • 面ファスナー(マジックテープ)をしっかりと貼り付ける

ヒップシートは抱っこひも同様、調節テープの先にまとめられるゴムがついています。

ゴムは伸びている状態で水にぬれたまま放置いたしますとユルユルになるのが早くなる可能性がございますので、洗濯の際はまとめゴムを外して紐を伸ばした状態にしてください

バックルやボタンは開いた状態で洗濯をすると破損の原因にもなりますので留められる場所はバックル・ボタンをカチッと留めておきましょう

面ファスナー(マジックテープ)については、開いた状態で洗濯で洗濯をすると貼り付く面が洗濯ネットやまとめゴムなどにくっつき、くっついた方を伝線させてしまう恐れや、洗濯の際のゴミが貼り付く可能性がありますので、面ファスナー(マジックテープ)はしっかり貼り合わせてくださいね。

最後に洗濯ネットに入れます。

ネットに入れる際に、出来る限りバックルなどのプラスチックパーツが内側に来るように折りたたむと更に劣化を防ぐことが出来るのでおすすめです。

これで準備完了!お洗濯をしていきましょう。

洗剤は中性洗剤、洗濯モードは弱水流で

先ほど、洗濯表示について解説したように、洗濯洗剤は中性洗剤、洗濯モードは「弱水流」を選んで洗ってください。

干すときは吊り干し・日陰で

繊維製品は紫外線の影響で変色したり、生地自体が劣化することがございます。

直射日光を長時間当て続けると、当たっているところだけ色落ちしたりもしますので保管の際も直射日光の当たらないところに置いてくださいね。

ヒップシートは中に綿やウレタンが入っています。

干す際はある程度形を整えて干していただけると長持ちいたします。

抱っこひもの洗濯の頻度は?

夏場は2~3週間に1回・冬場は1か月に1回

このくらいを目安に洗濯をしていただければOKです。

ヒップシートは綿に比べて汚れがつきにくいポリエステル生地をしようしていますが、お子さまの汗やよだれなど、繊維の中に入り込む汚れを防ぐことはできません。

普段から汚れやすい所はよだれカバーを活用していただくのもお勧めです。

ナップナップのヒップシートトランはフードが外して別洗いが可能なので、「よだれカバー」とフードの単独洗いを多めにして、本体の洗濯回数を減らすことが出来ます。

オススメのよだれカバー・付け替えフード!

ナップナップのよだれカバーは、ヒップシート(ダブルショルダー)もちろん、 ナップナップすべての抱っこひもにもご使用頂けます。

シャーリングゴム入りなので、細い肩ベルトにも太い肩ベルトにもOK!

サイズはホームページに記載してありますので、ご自身の抱っこひもに合うかチェックしてみてください。

キャリー用よだれパッドはフードを引きだせる口があるので、フードをつけたまま装着も出来る優れもの!

さわり心地はフワフワで滑らかなコットンなので、赤ちゃんの肌に優しいのもポイントです。

カラバリを楽しむなら今治タオルで作られたよだれカバーもあるのでチェックしてみてください。

今治タオルのよだれパッド
Free Fit!肩ベルトの太さを選ばず付けられるよだれパッド
セットでかわいく♡Free Fit bib SET

また、取り外し可能なフードは付け変えの販売もございます。

ネコミミがついたフードや、リボンの形になるフードなど、付けていて楽しいフードからUVをカットする夏用のメッシュタイプもありますので、洗い替えの際はぜひご利用ください。

夏にオススメ!紫外線98%CUTフード
ネコミミやリボンなど使うのが楽しくなるコットンフード

小物なら手作りもおすすめ!

好きなキャラクターや、好きな柄がある場合、よだれカバーなどをご自身で作るのもおすすめです。

こちらの記事で無料型紙の配布とよだれカバーの作り方をご説明しておりますので宜しければご覧ください。

抱っこひものよだれカバーの作り方【簡単】無料型紙レシピ付き

日頃のお手入れは?

お洗濯とまでは行かなくても、なんとなく汚れが気になる…

きょうはたくさん汗かいちゃったな…

そんなときは、薄めた中性洗剤でふき取りをしてみてください。

500mlのお水に対し、数滴、中性洗剤を溶かす
②上記の液体にタオルを浸し、硬く絞る
③タオルで抱っこひもの汚れをたたくようにして落とす
*念のため、お子さまのお口が触れる部分は避けてください。

ファブリーズみたいな衣類用消臭スプレーってかけても大丈夫?

アルコールやエタノールを含むスプレーは、抱っこひも・ヒップシートすべてNGです。

理由はプラスチックパーツがアルコールに弱いため。

これはナップナップだけでなく、すべての抱っこひも・ヒップシートに言えることでもあります。

 

バックル部分は水拭きでも3度拭きを行えばかなり除菌できますので、硬く絞ったタオルで拭いてください。

参考リンク:除菌ウエットティッシュの効果をテスト(埼玉県HPより)

参考リンクは埼玉県のHPなのですが、実験結果にびっくり!普通のお水で拭いただけなのに除菌ウエットティッシュほどはないですが、水拭きでも除菌効果があるようです。

手で沢山触るバックル部分は、お水で拭いてケアしてください。

まとめ

ヒップシートの洗い方をおさらいします。

・ヒップシートはメーカーによって違うが、基本的は水洗いが可能
・バックルをとめ、ゴムを外し、マジックテープを貼り合わせてから洗濯ネットに入れる
・洗剤は中性洗剤を使用する
・優しい水流で洗う
・洗濯頻度は夏3週に1回、冬は月1回
・よだれカバーなどを併用して清潔に保つ
・乾燥機は×!陰干し、形を整えて干す
・日頃のお手入れは硬絞りタオルでたたくように

いかがでしたでしょうか?お洗濯の注意はヒップシート本体や説明書にも記載しているのでそちらもご確認ください。

お洗濯マメ知識?ですが、洗剤を規定以上入れても洗浄力は実はほぼ横ばいで変わりません。

私が大学生の頃に繊維学の授業で洗濯実験をしたのですが、ほんの少し洗浄力は上がるものの、見た目での汚れの落ち方はほぼ変わらず。

「ちょっと多めに入れる」はただの無駄だということを実感しました。

多すぎる薬剤はむしろ生地が傷む恐れや、すすぎの際に薬剤を落としきれず、薬剤が残留する可能性もあります。

汚れと違って見えない分怖いですね。

洗剤量は規定で大丈夫なので、気になる場合は予洗いがおすすめです。

また、洗濯のしすぎも色落ち・変色の要因になりますので、 ご注意くださいませ。

お洗濯がはかどる時期に気になる暑さ対策について書いた記事もございますので宜しければご覧ください。

抱っこひもの暑さ対策知ってますか?【完全保存版】


▽▽▽

抱っこひもやヒップシートについての質問や疑問など何でもお問い合わせください。

どれにしたらいいの?抱っこひもごとの違いは?などの購入相談から「これって付け方あってる?」などの装着方法の質問まで、スタッフがお答えいたします。

また、お子さまの月齢や体重、装着者様の体形に合うかでしたり、だっこひものお悩み、どんな抱っこをしたいかなどを教えていただければスタッフがお客様に合ったおすすめの抱っこひもを提案することも可能です。

公式instagramでは正しい付け方や装着のコツ、お客様に着用していただいたお写真も公開中です。

イベントも定期的に行っておりますのでぜひチェックしてみてください。

△△△

 

ブログに戻る

人気の記事